どうも、孵化したブラインシュリンプをスポイトで掬う事にエクスタシーを感じている者です。
私、こう見えて熱帯魚ショップで働いたことがあります。
数年前の話ですが、当時私はやりたいこと探しという、日本の若者の半数程度がかかるという病気にかかっており、熱帯魚ショップで働いてみたいと思うのは自然の成り行きでした。
「自分の趣味を仕事にしたら楽しいんじゃないか」と思ったのがきっかけだったのですが、現実はそう甘くはありませんでした。
必要のない商品を売ることへの反感
アルバイトで雇用していただいたのですが、何に対して甘くないと感じたのかというと、売りたくない物を売らないといけない点でした。
一体私が何を売りたくなかったのかというと、所謂プライベート商品という物です。
プライベート商品は独自で開発しているので、その分コストが抑えられて利益率が良いので会社もたくさん売りたいんですね。
だからプライベート商品をどんどんお客様に勧めて売ってくれと言われました。
もちろん、その商品が本当に必要であるならば私も必死で勧めたかったのですが、正直なところ全く必要性を感じませんでした。
でも、売れと言われたからには売らないといけない。
「これでいいのかな・・・」と思いながらもお客様にお勧めしていましたが、売れた後は何か複雑な気分でした。
その時に、「これがショップ、、、いや社会のリアルなんだな・・・」と思いました。
もちろん、中には本当に素晴らしい商品もあるので、全てがそうというわけではありませんが。
ただ、どんな買い物でもそうだと思うのですが、買った本人が満足しているのなら他人がどうこう言うことではないと思っています。
その商品を使って魚の調子が良くなったとか、何かしらの満足感が得られるのであれば!
アクア商品は効果を実感しづらい
でも、実際に熱帯魚関連の商品って目に見えて実感出来るものが少ないと感じます。
なんとなく良くなった気がする・・・とかはあると思うのですが。
特に、バクテリア関係などは実際に顕微鏡使って確認したわけじゃないし分からん!!と。
あとは、水をきれいにする〇〇みたいな商品も個人的には信用してません。
そんなの使って長期飼育が可能な水ができるなら苦労せんわ~!と。
熱帯魚飼育を始めたばっかりの時(知識が無い時)って、私自身もそうだったのですが、店員さんに教えられたことを鵜呑みにしてしまいがちだと思います。
うちの父親の話
つい先日も実家に帰った時にあった話なんですが、実家に置いてある60センチ水槽を見てみると白く濁っていたんです。
父親が水槽の管理をしてくれているので、「この濁りどしたん?」と聞いてみると、「砂も水も全部換えたのに全然濁りが取れんのんよ」と。
父「ショップの店員さんに相談したら、これ入れたら濁りが取れると思いますよって言われた」
よくよく水槽を見てみると、右奥に見たことのない内部フィルターが存在感を出していましたw
うまいこと商品買わされてるし、水は濁ったままだし、息子には相談しないし・・・。
私「こんなんで濁り取れんじゃろ!いくらしたん?」
父「〇〇〇〇円~、全然濁り取れんわ(笑)」
笑てる場合か!
中のコリドラスは元気だったので、水自体が汚れているわけではありません。
リセットして数日は濁ることがあるから、ほっといたら勝手にクリアになるのに!先に息子に相談を・・・。
本当に知識のある人に聞くことが大切
まさにうちの親がいい例だったわけですが、店員さんの言うことが必ずしも正解というわけではないんですね。
なぜかというと、やはりショップも商売で利益を出さなければ生活できないので、本当に良い商品を提案してくれているとは限らないからです。
あとは、店員さん自身が飼育水に対する誤った知識を持っている場合もあります。
本人には全く悪気がなく(本当に良いと思っている)効果のない商品を勧めてしまっている場合があるので、消費者である我々は、本当にその商品が必要か?
という点を見極めなければならないと感じます。
その為には、
・本当に知識のある店員さんに聞く
・細かく情報公開しているブログなどで調べる
このような選択が必要だと感じます。
今ならネットで検索するといくらでも情報が手に入る時代なので、水槽データや飼育方法などを細かく公開しているサイトで調べるというのが一番かと思います。
まとめ
色々と偉そうに語ってしまいましたが、私がお伝えしたかったのは、ショップは信頼できないので勧められた商品は買わない方が良い!ということではなく、
消費者側が、本当に必要なものを見極める力をつけた方が良いと思う!ってことです。
このブログでは、そのお手伝いができるように細かい情報公開などをしていこうと考えているので、お暇な時に覗いていただければなと思います^^
それでは、良いアクアライフを(^O^)/