いきなりメバルを煮付けちゃってすいません!
コリドラスの亡骸を張り付けるのはコンプライアンス的にNGだと思ったので、釣ってきたメバルの煮付け画像を貼り付けさせていただきました。
ところで、コリドラスが死んでしまったらとても悲しいですよね。
あんなに元気だったのに、なぜ突然☆に・・・なんて気が狂ってしまう人も少なくないと思います。
しかし、悲しんでばかりもいられず、できることなら原因を突き止めて、二度と同じことは繰り返したくないはず。
ということで今回は、コリドラスが☆になる時について、私が過去に☆にしてしまったコリドラスの死因と対策について詳しく書いていきたいと思います。
コリドラスを楽に健康に飼育したい人はこちらの記事を参考にしてみてください↓
もくじ
私が過去に☆にしてしまったコリドラスとその死因
1、コリドラスパンダ・・・衰弱死
2、コリドラスカウディマクラートゥス・・・寄生虫に蝕まれた事による衰弱死
3、コリドラスアッシャー・・・水合わせ失敗によるショック死?
4、水質悪化によりコリドラスの稚魚の大量死
思い出す限り書いてみましたが、結構☆にしてしまっていますね。
改めてコリドラスへ謝罪したいと思います。ごめんなさい。
ただ、この経験をしたことで身に染みてどんな環境や状態がコリドラスにとって良くないかが分かりました。
原因と対策
原因と対策について詳しく書いていきます。
衰弱死
1の衰弱死したコリドラスパンダ(ブリード個体)ですが、買った時から元気が無く弱っていました。
当時はコリドラスを始めたばかりで見る目が無く、立ち直せる飼育力も無いのに欲しいという気持ちだけで買いました。結果、そのまま餌もあまり食べず衰弱して死亡。
これに関しては、購入する際はどれだけ欲しい種類であっても、必ず元気な個体のみを購入するようにすれば解決します。
寄生虫に蝕まれたことによる衰弱死
2のカウディマは通販で某ショップから飼ったのですが、よく個体をチェックせずにイケイケどんどんで水槽内に放流。
数日後に見ると体表から白ゆらゆら~っとした白い線が数本出てました・・・あぁ!!!寄生虫だ!!!と気づいた時にはすでに遅し。
当時水槽内にいた他のコリドラス達にも白い線がゆらゆらゆら~~・・・。
すぐにトロピカルNで60センチ水槽ごと薬浴しました。結果、寄生虫は消え去ったものの、水槽内にいたコリドラス11匹のうち1匹(カウディマ)がお亡くなりになりました。
これに関しては、新しくコリドラスを迎え入れる場合は水槽内に入れる前にプラケースなどに入れて隅々まで観察するようにして、寄生虫の疑いがあれば隔離した水槽で薬浴させる事で他のコリドラスへの感染を防ぐことが出来ます。
これは本当に徹底した方が良いです。
水合わせ失敗によるショック死
3のアッシャーですが、自宅の水槽で1年ほど飼ったアッシャーを自宅の別水槽に移した時の事です。
自宅の水槽同士でコリを移動させる場合、基本的に水合わせをせずに網で掬ってそのままポチャポチャ移動するスタイルなので、この時も同じように掬ってポチャポチャと移動させました。
すると、翌日からアッシャーが過呼吸状態に・・・。それも、♀だけです。
同じように移動させた♂は元気なんですが、2匹いた♀は漏れなく2匹とも過呼吸状態。
今まで他のコリではそんな事起こらなかったので本当にわけが分かりませんでした。
約1週間後に2匹ともお亡くなりになりました。
その後、別の♀個体を水槽同士で移動させた時は、購入時と同じように水合わせをして移動しました。
すると・・・全く過呼吸などならず元気そのものでした。
同じ大磯底面式という条件で飼育していましたが、水槽毎にPHやGH、その他複合的な水質の違いはあったとは思うので、いきなり違う環境に放り込まれてショックが起こったのだと推測します。
この時分かったのは、バクテリアが増えた環境であるかなどは関係無く、違う水槽に入れる時は慎重に行った方が良いという事です。特にアッシャーの場合!
エバグリ式では、点滴のような水合わせは不要で強制エアレーションの後、ポチャポチャと記載されているのですが、
これに関してのみ、私の意見としては点滴ほどの水合わせは不要であるが、ある程度魚に負担がかからないような水合わせはした方が良いと思っています。
ちなみに私はサテライトにエアーポンプで水を送り込む方法で水合わせしています。
水質悪化による稚魚の大量死
4はアッシャーの稚魚だったのですが、その時はプラケースで孵化させてそのまま2週間くらいプラケースで飼育していました。
当然、餌も与えて糞もしますからプラケース内はどんどん汚れていきます。
考えれば分かる事だったのですが、アホな私は環境が悪化している事に気づかず、稚魚がお亡くなりになり始めて気付くという醜態をさらしていました。
その後、すぐにプラケース内を清掃するも時すでに遅し。
この水質悪化による死亡ですが、稚魚だけではなく成魚でも同じことが起こりました。
底面式でも水替えは必要
水替えを極限に抑えた長期飼育が可能な底面式ろ過システムでも、半年~1年も経過してくると底砂が汚れてきます。
ここで底砂内にホースを突っ込んで清掃(毒抜き)するのですが、それすら怠っていると、底砂上や内部にどんどん汚れが蓄積されていき、初期症状としてコリのヒゲが溶けてくるといった現象が起こります。
さらにそのまま放置しておくと、各ヒレが溶けていく尾くされ病のような症状を発症します。うちで実際に発症しました。
その時も1匹お亡くなりにさせてしまいました。
コリドラスは底にいる為、底砂の汚れにはかなり敏感です。
逆に言えば底を清潔に保っておけば問題は無いと言ってもいいと思います。
底面式だからと私のように怠け切っていると痛い目を見ることになるのでお気を付けください!
このように、私は数々の過ちを繰り返してきたわけですが、ただのアホではありませんでした。
近年まれにみるアホだったのです。
冗談はさておき、殆どが私の管理不行き届きが原因でした!
まとめ
コリドラス飼育に関してはポイントを抑えることで様々な危機回避が出来ることが分かりました。
・元気で健康なコリドラスを購入!(一番大事)
・水槽に入れる前に寄生虫が付いていないかなど、身体を隅々までチェック
・底を清潔に保つ!(底面式の場合、最初の半年以降は3か月ごとに底砂内をプロホース等で掃除しておけば問題ないかと)
・家の水槽同士であっても、移動の際は水合わせをする。
・過密飼育は避ける
それでは、良いアクアライフを(^O^)/