エアーを送り込んで水を循環させる底面フィルターにおいて、エアーポンプの吐出量は重要ですよね!
ですが、エアーポンプも消耗品なので、ずっと使い続けていると段々とエアーの吐出量が少なくなっていきます。
この時の対処法としては、
- エアーポンプ自体を交換する
- エアストーンを交換する
- 水槽をリセットする
の3つになるかと思いますが、経験上はエアストーンを交換するだけで吐出量が元に戻る場合が多いです。
以下、原因と対処法や安い交換用エアストーンの紹介をしていきます!
エアストーンの劣化が原因
吐出量の減ったエアストーンを見ると、黒ずんでいるだけで一見何も問題はないように見えます↓
ですが、実際には劣化が原因で目詰まりが起こっており、送り込まれた空気をうまく排出できなくなっているために吐出量が減っていることが多いです。
この場合は、エアストーンを交換するだけで購入時と同じくらいの吐出量に戻りますので、まずはエアストーンを交換してみることをおすすめします。
なぜなら、エアーポンプ本体を購入するよりも何倍も安いですからね。
私のおすすめは、ホームセンターなどで売っているGEXのプラストン2個入りです。
おすすめの理由は、安いからです!笑
300円ほどで売っていたかと思います。
性能に関しては、安いからと言ってエアーの出が悪いようなことはなく、正常な量が出てくれるので問題は感じたことがありません。
エアストーンの選び方
底面フィルターで使用する場合の交換用エアストーンの選び方ですが、フィルターのストレーナーにきっちりと収まるものを選ぶことです。
ストレーナー部分にギリギリ入る大きさのものだとエアーが出る範囲が少なくなってしまい、圧迫されてエアーの吐出量が減る可能性もありますし、
大きいものだと入らない可能性もあります。
ですので、その条件を満たしているエアストーンであればどれを使用しても問題はありません!
ちなみに、先にご紹介したGEXのプラストンは大丈夫です。
エアストーン交換でもだめなら
エアストーンを交換しても吐出量が戻らないのであれば、エアーポンプ本体の問題の可能性が高いので、本体の買い替えを検討した方が良いですね。
私は比較的音が静かという点で、45~60㎝水槽では水作 水心 SSPP-3Sを使用しています↓
エアーポンプの構造上、完全に音がしないわけではありませんが、これ以下の価格帯のものと比較すると静かだと感じています。
エアーポンプ本体交換でもだめなら
エアーポンプ本体を交換しても改善が見られない場合は、底砂が目詰まりを起こしている可能性が高いです。
例えば、大磯砂を使用した底面式フィルターで1年以上継続して飼育している水槽であれば、目詰まりの可能性があります。
この場合は、水槽をリセットすることによって解決します。
底砂が目詰まりを起こす期間については、それぞれの水槽の調子の良さにもよるので、
2年程度で目詰まりを起こす水槽もあれば、4年経過してもエアーポンプの吐出量に変化がない水槽もあります。
より長くリセット無しで飼育したい場合は、水槽サイズと魚の数のバランスが重要になってきます。
水槽サイズに対して多くの魚を入れてしまうと、当然ながら水の汚れるスピードが早く、目詰まりも起こしやすくなってしまうからです。
魚を適正量で飼育していれば、1年程度で目詰まりを起こすことはまずありません。
まとめ
- 吐出量が減ったら、まずはエアストーンを交換してみる
- 改善されないなら、エアーポンプの買い替えを検討
- それでも改善されず、長期間飼育(1年以上)している水槽であればリセットを検討する
底面フィルターでは、エアーの吐出量が多少減った程度ではそこまで問題はありませんが、
大幅に減っている場合はろ過能力にも影響してくるため、早めに対処しておいた方が良いです!
それでは、よいアクアライフを(^O^)/