こんにちは^^
最近うちでコリドラスが自然繁殖していたのですが、ネットなどで色々と調べていると、自然繁殖する水槽には共通している特徴があることに気が付きました。
※自然繁殖とは、コリドラスが卵を産んだ後に飼育者が手を加えなくても、水槽内で勝手に育ち大きくなること
単独飼育である
1つ目の特徴は単独飼育であることですね。
コリドラスの種類は混ざっていても大丈夫ですが、コリドラスと同居している他の魚がいる場合は捕食されてしまう危険性がある為、自然繁殖には向いていないと思います。
うちで実際にあったのですが、以前コリドラスと一緒にミクロラスボラ・ハナビを飼育していた時、生まれたばかりのチビコリをパクッと丸のみしていました(;’∀’)
目の前での出来事だったので、おいコノヤロー!!プンスカ
と言いたいところでしたが、ハナビからしたら目の前に餌(チビコリ)があったわけですから、仕方ないですよね。笑
このように、コリドラス以外の魚と同居させている場合、生まれた稚魚はすぐに食べられてしまうので、よっぽどの隠れ家等がない限り自然に育つのは難しいと思います。
自然繁殖して欲しい時はコリドラスだけで単独飼育する!
隠れる場所がある
2つ目の特徴として、稚魚の隠れる場所があることが挙げられます。
コリドラスの隠れ家としては
・水草の陰
・流木や石の陰
このような場所があります。
うちでは流木や石を置いていないので、水草の陰に身を潜めて生活していると思われます。
自然繁殖した水槽では、おおまかですが水草が水槽の40%程度生い茂っている状態なので、チビコリの隠れ家となりそうな場所がいくつかあります。
実際の水槽ですが、上から見るとこんな感じです↓もっさ~り。
中の様子↓
こう見るとそれほど隠れ家がないように思われるかもしれませんが、45㎝水槽を縦置きにしているので、実際には奥の方に向かって水草が生い茂っています!
植えている水草の種類ですが、
・ハイグロフィラポリスペルマ
・ミクロソリウム(ノーマルタイプ)
・アマゾンソード
・ブセファンドラ
以上の4種類があります!
この中でも、特にミクロソリウムは根をたくさん生やしているので、その隙間にチビコリが隠れているのではないかと思っています。
チビコリがストレスなく生存する為の隠れ家がある!
稚魚の餌がある
3つ目の特徴として、稚魚の餌があることが挙げられます。
いくらコリドラスが卵を産んで水草がたくさん生い茂っていても、稚魚が食べる餌がなければ成長してくれません(;’∀’)
うちで自然繁殖した水槽の場合ですが、一切稚魚用の餌を与えておらず、1日1回親コリに冷凍赤虫を与えるのみです。
ですので当然、稚魚の口には入らず食べることができません。
では稚魚は何を食べているかというと、インフゾリアと呼ばれる動物性プランクトンや微生物だと考えられます。
以前、別の水槽をリセットした時の話なのですが、砂の中にどんな生物がいるのだろうかと思い、大磯砂をかき混ぜて観察したことがあります。
その時、水中に目視で確認できたのは、1~2mm程度のミズミミズのような生き物や、細長くて垂直に動く謎の生き物です。
おそらく、稚魚はこのような生物をうまく捕食して成長しているのだと思います。
うちではインフゾリアの素を2週間に1回程度水槽内に振りかけているので、その効果もあって餌となる生物がたくさん住んでくれているようです。
また、これらの生物は飼育水を綺麗にする手助けもしてくれるので一石二鳥というわけですね!
チビコリは、ある程度身体が成長したら赤虫の破片をついばむようになり、さらに大きくなると赤虫を積極的に捕食しに水槽前面にまで出てくるようになります。
生まれたての稚魚は水槽内のインフゾリアや微生物を食べて成長する!
まとめ
コリドラスが自然繁殖する水槽の3つの特徴として、
・単独飼育であること
・隠れ家があること
・餌となるインフゾリア等があること
このようなものがありましたよ!という実話でした!
これらの特徴に当てはまる水槽は、必然的に長期飼育(半年~1年以上)している水槽になってくると思います。
というのも、隠れ家となる水草が成長するのにも時間がかかりますし、餌となるインフゾリア等が増えるのにも時間がかかるからです。
実際、うちでチビコリが自然繁殖するようになったのは水槽セットから4年目に入った最近ですので、
気長に気楽にコリドラスと付き合っていくのが良い結果を生み出すのではないかと思います^^
それでは、良いアクアライフを(^O^)/