コリドラス飼育 PR

エバグリ式

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さて、このブログについてですが、ベテランの上級者向けではありません。

私のように、「熱帯魚は可愛いけど水替えがめんどくせ~!」「見て癒されるだけでいいのに・・・。


という、熱帯魚は飼いたいけど飼育管理はあまりしたくないというサボり癖のある方向けとなっております。

今回は、その楽な飼育管理を実現するために私が行っている飼育方法、「エバグリ式」について書いていきたいと思います。

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エバグリ式とは?

まず、エバグリ式とはなんぞや?という話をサラッとしたいと思います。

エバグリ式とは、静岡県にあるエバーグリーンというアクアショップの運営者の方が考案した飼育方法の名称です。

どんな飼育方法か簡単に言いますと、底砂を厚く敷いた底面式フィルターを使用したろ過システムのことです。

私がまだ自分の飼育方法を確立できていなかった頃、エバーグリーンさんのHPを見て、その飼育方法に衝撃を受けたことがキッカケで始めました。

現在に至るまで10年以上、その方法でコリドラスを飼育しています。

ということで、その優れたろ過システム、「エバグリ式」について詳しく書いていきます。

底面フィルターが有能な理由

フィルターの役割ですが、大きく分けて生物ろ過と物理ろ過(物理的処理)があります。

そして、生物ろ過の過程でバクテリアが住み着く場所として有名なのが、ショップで見かけるリング状のろ過材だと思います。

このろ過材が多いほどバクテリアの住む場所が増えるわけですが・・・上部フィルターにしても外部フィルターにしても、ろ過材をパンパンに詰め込んでもある程度の限界があると思います。

外部フィルターを2つ使用するなどの方法もあるとは思いますが、経済的な面でもあまり現実的ではありません。

次に底面フィルターの場合、このろ過材が底砂にあたります。


エバグリ式では45センチ水槽の場合、細目の大磯砂を15キロ、6センチ厚も入れるので、大まかに言うとろ過材が15キロ入っていることと同じなんです。

そりゃ水質も安定するわ~!という話なんですね。

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水槽紹介

ここで、うちの水槽の1つを紹介します!

画像も水槽も汚くて申し訳ないです!

水槽データ

・45㎝ワイド

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・フィルター 底面式(バイオフィルター)

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・エアーポンプ  水心SSPP-3S

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・底砂    大磯砂(細目)15キロ 
・ヒーター  GEXの150W
・ライト   テトラの13ワット

底面フィルターは30サイズの物で十分に機能してくれます。

結局、水が底砂に吸い込まれていき、循環するので60㎝水槽くらいまでならこのサイズで大丈夫と感じています。

大磯砂はエバーグリーンさんで購入した物を愛用しています。粒の大きさが丁度良くて、長期間飼育水を安定してくれます。

ヒーターやライトは好みの物を使用すればOKだと思いますが、ライトは明る過ぎない物の方がコリドラスが落ち着いて生活できると感じています。

この水槽は2016年の3月に立ち上げたものなので、2020年3月現在で約4年になります。


見た目はあれですが、中のコリドラスは産卵もしますし元気いっぱいですよ!

中にいるコリドラスですが、

・ダイジョウブダエボンディ 3匹
・ガラナ(アルトタパジョス) 4匹
・上記2種が繁殖して生まれた子供たち、ダイジョウブダエ・ガラナディ7匹?

以上の計14匹ほどが入っています。

実際の水替え頻度

この約4年の間に水替え(大磯砂に吸水パイプを突っ込んでするもの)した回数を覚えていないので計算してみます。

まず最初の半年は全く水替えをしていません。理由は後から説明します。


それ以降はサボった時もありますが、大体3か月に1回のペースでやっています。

3年=36か月、最初の半年はしてませんから、11回ですね!実際は10回くらいかも・・・。

ただ、足し水は減ったタイミングで必ずやるようにしています。

もし仮に週1ペースで水替えをしたとすると、144回なので13倍ですね。

それでは冒頭に書いた最初の半年は水替えをしない理由ですが、インフゾリアやバクテリアなどが住み着いた環境を壊さないようにする為です。

せっかく底砂で増えたバクテリア達をみすみす吸い取ってしまうのは、半年かけて貯金した100円玉をゴミ箱に捨てる行為のようなものです。

魚に餌をあげる→フンをする→それを分解するバクテリアが繁殖する→硝酸塩などに変化する→水草が栄養として吸収してくれたり、嫌気性バクテリアが無害な窒素へ還元してくれる

といった循環をイメージしているので、初期の段階でフンを過剰に掃除したり水替えすることは、バクテリアが増えない原因になり、それは飼育水が安定しないことに繋がると考えます。

なので、最初の半年間は水替えがしたくなって震える右手を左手で抑えてください!

半年後以降は生物ろ過が行われてはいるものの、水槽内という自然に比べたら果てしなく狭い状況の為、分解しきれない汚れも溜まってきます。

その時に初めて底砂にホースを突っ込んで汚れを吸い出していきます。

ここで、

へいへい
へいへい
なーんだ!余裕じゃん♪

と水替えを怠りすぎると、砂と砂の間に汚れが詰まり、酸素が行きわたらなくなることで底砂内のバクテリアが死んでしまったり、

フィルターの目詰まりの原因にもなるので、しっかりと水槽内を観察して水替えを判断します。


とはいってもそんなに難しいことは無く、最初の半年以降は3か月に1回のペースで水替えをしていけば大丈夫だと感じていますね。

前回の水替え日時を記録しておいて、ルーティンワークにしていけば良いと思います。

水草に関しては、無い水槽でも安定はしますが、経験上水草がある方がより長く飼育水が安定します。

まとめ

少しバラバラに書いている感が否めないので初期セッティングからの流れを書きますと、

1、水槽に底面フィルターを設置し大磯砂細目を入れる。

2、その他の必要器具も設置したら水道水(夏場は最初に出てくる温められた水は使わない方が良いので、冷たい水が蛇口から出てきたタイミングで)を水槽内に注水。

3、インフゾリアの素と還元バクテリア(エバーグリーンさんで購入可能)を適量入れる。

4、1日置いて水がクリアになったら魚を入れます。(※神経質と呼ばれている魚は1週間ほど待って入れています)心配な場合は、パイロットフィッシュなど入れて様子見てからでもOK!

ここまで設置出来たら、後は毎日の餌やりと、水が減ったら足し水をしながら魚の観察をするだけで基本的にはOKです!

底面フィルターの設置について、詳しい手順はこちらの記事に記載していますので、どうぞ参考にしてみてください↓

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それでは、良いアクアライフを(^O^)/

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