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コリドラス飼育

コリドラス水槽にトラコカラックス・ハチェット導入!特徴や餌について

もう2週間以上経ちますが、2021年の年末にトラコカラックス・ハチェットを購入していました^^

導入目的は、「コリドラスと混泳できるかわいい熱帯魚」を入れたかったからです!

結論から言いますと、これほどコリドラスと相性の良い熱帯魚が他にいるの?という感じですね!笑

ということで、実際にトラコカラックス・ハチェットを飼育してみて感じたことや特徴、おすすめの餌などを書いていきたいと思います!

結論
  • 飼育難易度は高くありませんが、餌の頻度と餌の種類に注意が必要です。
  • 餌は1日2回、浮遊性のものを与えるのがおすすめです。

トラコカラックスハチェットとは

トラコカラックス・ハチェットはアマゾン川やオリノコ川といった南米に分布する熱帯魚です。

小型の手斧」という意味を持つ「ハチェット」と名付けられた熱帯魚は複数いますが、その中でもトラコカラックスは体長10㎝近くになる中型の熱帯魚で、

最大の特徴はその個性的なルックスではないでしょうか。

  • 分布 アマゾン川・オリノコ川
  • 体長 最大で約10㎝
  • 遊泳層 中~表層
  • 性格 臆病 おっとり
  •  人工飼料 赤虫など

なぜそんな体型になった!?泳ぎにくくないか?と突っ込みたくなりますが、よくよく観察してみると非常に綺麗な魚であることが分かります。

綺麗な曲線美を放つ突き出たお腹周りは銀色に輝き、背中は黄色、いや、ゴールドに輝くなんとも高級感あふれる配色をしています。

こんなに魅力を語っておきながら実を言うと、最初はトラコカラックスではなくマーブルハチェットが欲しかったのですが、完売していたため同じ形のこの魚を選んだという経緯があります(;’∀’)

店長さんにトラコカラックスを激推しされ、「マーブルハチェットよりも流通量が少なく魚体も美しいですよ」という一言にノックアウト。

希少性という言葉にめっぽう弱い私です。

ただ一つ懸念点があったのは、体長が最大で10㎝程度とけっこう大型に成長すること。

あまり大きくなられると可愛げがなくなりそうだな・・・と。

ん~でも、60㎝ワイド水槽だし、大きくなれば存在感が出て水槽も賑やかになりそうだしいいか!と急にポジティブシンキングが発動し6匹購入決定!と相成りました。

遊泳層

トラコカラックス・ハチェットの遊泳層は中~表層です。

導入して約2週間経過しましたが、基本的には水面下の超表層を泳いでいますね。

時々中層でじっとしていたり、たまにコリドラスと同じくらいの低層を泳いでいる時もあります。

泳ぎ方を表現すると、ふわ~っふわ~っという優しい感じですね。

底面フィルターから出てくる水流に向かって舞うように泳いでいます。

与えている餌

ハチェットに餌を上げる際は、消化が早いためなるべく1日2回(朝と夕方)与える方が調子が良いです。

私は勤務シフトの都合上、2日に1回しか1日2回餌を与えることができないのですが、できれば毎日2回与えるのが理想です。

また、水面より下に沈んだ餌は食べないため(食べれない)、浮遊性の餌を与えるようにします。

それらを踏まえた上で、おすすめの餌をご紹介していきます!

冷凍赤虫

導入当初、メインの餌として与えていたのが冷凍赤虫です。

自分よりも下に落ちた餌は全く食べないため、冷凍赤虫をピンセットでつまんで水面に浮かべて与えています。

導入直後は冷凍赤虫にあまり興味を示さなかったので心配になりましたが、最近では慣れてきたのか、ピンセットを水面に突っ込むと同時に飛びついてくるので、かわいいですw

※追記 2023年1月26日

導入後、半年経過くらいまでは赤虫をバクバク食べていたのですが、引越しのために水槽をリセットして以来、食いつきが悪くなってしまいました。

当初は飼育環境の問題かと思っていたのですが、コリドラスは元気いっぱいでしたし、全く原因が分かりませんでした。

そのうちハチェットの元気がなくなってきて、ヒレ溶け始めたのでこりゃいかんと、試しに餌を変えてみたところ、その餌をバクバク食べるようになり、1か月ほどで元の元気に泳ぎ回る状態に戻りました!(ヒレも回復)

これまでコリドラスの体調が悪くなった時は、飼育環境を変えることで改善したことはありましたが、餌を変えるだけで回復するって、こんなこともあるんだな・・・と驚きました。

なんか胡散臭い深夜の通販番組に出てくる町の人のコメントみたいになってしまいましたが、その救世主的な餌が下に書いているものです!

激推し!テトラキリミン

メダカ用の餌として販売されている「テトラキリミン」です!

なぜこの餌を購入したかというと、まず1つ目の条件としてハチェットは水面に浮く餌しか食べないため、「水面に浮く餌」の中から探しました。

2つ目の条件としては、お試し的に買うつもりだったため、「内容量が少なくて安いもの」という条件に当てはまるものを探しました。

そのふるいにかけた結果、目の前に残った餌がテトラキリミン28gだったんですw

善玉菌が入っているとかで栄養的にも良さそうですし、値段も500円ほどで試すにはもってこいでした!

そして実際に与えてみたところ、初日こそ食いつきが悪く恐る恐る食べている感じだったのですが、2日目・3日目と経過していくうちにバクバク食べるようになり、

今では赤虫よりもテトラキリミンの方がハチェットには大人気となっていて、自ら探し回って善玉菌を追い求めているくらいです

とにかく、私としては元気になってくれて良かったとそれだけなのですが、もし自宅のハチェット(トラコカラックス以外でも)の調子が悪いと感じたら餌を変えてみるのは一つの方法かもしれません。

群れる

現在6匹飼育しているのですが、大体2~3匹で仲良く群れていますね。

3匹が水面にいて、もう3匹は中層を泳いでいるみたいな感じです。

なぜかは分かりませんが、全員が同時に水面下に集まることはほぼ無いです。

1匹だけで単独行動していることもありますが、もしも飼育するなら3匹くらいは一緒に購入した方が寂しくなくていいかもしれません。

水流に弱め

観察していると速く泳ぐのが得意ではないように見受けられるため、強い水流は苦手そうです。

うちは底面フィルターを使用しているためエアーポンプ程度の水流ですが、このくらいであれば気持ちよさそうに泳いでいます。

ただ、私が顔を近づけると普段見せない凄いスピードで逃げていくので、本気を出せばすごいらしいです。

もしも強い水流の中で飼育する場合は、流れの緩い場所を作ってあげるなど工夫が必要かもしれません。

飛び出しには細心の注意を

トラコカラックスに限らず、ハチェット系で一番多い死因が「飛び出し」によるものだと思います。

私自身も、過去にマーブルハチェットを何度か飼育したことがありますが、死因の殆どが飛び出しによるものでした。

飛び出すことが分かってからはガラス蓋をしていましたが、それでも隙間から飛び出てしまったこともありました(;’∀’)

なので今回は、飛び出し防止策として水槽上部に10㎝以上の間隔を空けることにしました↓

水面から最上部まで13㎝あります!

今のところ、まだ飛び出し事故は起きていないので10㎝以上空けたら大丈夫そうかも?です。

体の成長と同時に跳躍力も伸びて大ジャンプかまされたりしなければよいのですが・・・・。笑

とにかく、ハチェット系を飼育する際は「必ず何かしらの飛び出さない対策が必用」です!

私は何度も干からびたマーブルハチェットを見ています・・・。

コリドラスとの混泳にピッタリ!

2週間飼育してみた感想ですが、思った以上におとなしくてゆったりと泳ぐエレガントな熱帯魚です!

結論、コリドラスとの相性は◎ですね!最高だと思います!

そもそも遊泳層が違いますし、カラシン類などのように底に落ちたコリドラスの餌を食べるようなこともないので、安心して見ていられます。

ここ何年かコリドラスしか飼育していなかったので、コリドラス以外の魚がいるということがとても新鮮で楽しいです^^

人気のマーブル・ハチェットも良いですが、トラコカラックス・ハチェットも綺麗でかわいいのでおすすめですね!

それでは、良いアクアライフを(^O^)/

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