面倒くさがりがコリドラスを飼う
コリドラス飼育

底面フィルターが有能な理由はモナコ式にあった!

こんにちは!

今日は、底面フィルターが何故ここまでろ過能力が高いのか自分の復習も兼ねて書き殴りたいと思います。

生物ろ過に最適な環境

水槽の飼育水を汚すのは魚の出した糞やアンモニアですが、これを魚にとって無害なレベルにまで分解してくれるのが好気性バクテリアと嫌気性バクテリアの働きですね。

インフゾリアは糞などの初期分解をしてくれ、硝酸塩については水草が吸収してくれる事も分かりました。

これらについては、前回の記事を書きながら勉強することができました。

こうした各バクテリアや水草の働きのお陰で、水替えを長期間しなくても安定した飼育水を維持できることが分かります。ここで、

アシャ子
アシャ子
理解はできたけど、どうやって再現したらいいのよ!?

とアシャ子さんのようになった時に、私の知る中で最も楽にその環境を再現出来るのが底面フィルターなんですね!

底面フィルターは水槽の最下層に設置し、エアーポンプや水中フィルターと接続する事で底砂内を含めた水槽全体に水を循環させる事ができるフィルターです。

上部フィルターや外部フィルターと比較した時の大きな違いは、底砂内まで水を循環させる事ができるので、底砂内にまで酸素が行き渡るという点です。

底砂内に酸素が行き渡る事のメリットとして、酸素を必要とする好気性バクテリアがたくさん繁殖してくれる事が挙げられます。

また、硝酸塩を窒素まで変える(還元)働きを持つ嫌気性バクテリアは基本的に酸素を必要としませんが、酸素がある環境でも活動してくれるので、好気性バクテリアと同じく底砂内で水を浄化する働きをしてくれます。

つまり、飼育水を綺麗にしてくれる良いバクテリア達がたくさん繁殖してくれる環境が整いやすいんですね^^

これが、底面フィルターは生物ろ過能力が高いと言われる理由ですね!

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モナコ式

飼育水の長期維持などについて調べ回っているうちに、見出しにある「モナコ式」というものを発見しました。

モナコ式(モナコしき Jaubert’s Monaco System)とは、海棲生物飼育水槽の濾過方式のひとつ。 ニース大学のジャン・ジョベール博士が考案し、モナコ水族館で採用され、広く知られるようになった。

水槽底面に、通水性があり砂利の落ち込みをふせぐことのできる穴の空いた板のようなものを使い、厚さ1.5cm(1/2 インチ)程度の遊水層(プレナム plenum)をつくる。その上に小粒の通常の(アラゴナイトでない)サンゴ砂を 10cm(4 インチ)から15cm程度敷く。これがジョベール底床(モナコ式底床)である。底砂の上層部ではアンモニアの亜硝酸化、亜硝酸の酸化などのバクテリアによる好気性の生物濾過(硝化)が、嫌気的になる(酸化還元電位が低下する)底砂の下層部ではバクテリアの嫌気性代謝による硝酸の還元(脱窒)が行われる。それまでの好気性濾過生物濾過)装置のみでの海水魚飼育で必須とされた硝酸塩の除去を目的とした換水を減らすことができ、長期間に渡る無換水飼育への道を開いた。

ウィキペディアより

水槽底面に遊水層を作って底砂を分厚く敷く・・・まさに底面式フィルターを使用した生物ろ過の事ではないか!!

さらに、モナコ式水族館についても調べてみると

水族館では、1989年物理濾過化学濾過による水質浄化を一切行わずに、自然界の環境を高度に再現した『バランスドアクアリウム』が開発され、画期的なシステムとして注目されている。このモナコ式バランスドアクアリウムは、日本でも1993年新江ノ島水族館で採用された。

おおっ!なんと、バランスドアクアリウムはモナコ式水族館で開発されたのだとか!

へいへい
へいへい
すっげー!!

バランスドアクアリウムについては、まだよく分かっていないのでまたの機会に調べたいと思います!

しかしながら、このモナコ式が無換水飼育の原点だったとは知りませんでした。

私はエバーグリーンさんのHPを見てエバグリ式で飼育し始めたのですが、モナコ式とエバグリ式は名前が違うだけで考え方は一緒なんだと思います。

どちらも底砂を厚く敷いて底砂内に大量のバクテリアを繁殖させ、そのバクテリア達の水質浄化能力を利用して飼育水を長期間水替えしなくても綺麗に保つ事を目的としていますね

底砂の厚さがポイント

モナコ式もエバグリ式も、ポイントは底砂の厚さにあるようですね。

モナコ式では還元層(嫌気性バクテリアが硝酸塩を無害な窒素に変える活動をする層)を多くとる為に底砂を10~15㎝の厚みで敷くとあります。

エバグリ式でも底砂に厚みがある方が長期間水を綺麗に保つ事ができると言及されていますが、仮に60㎝水槽に10㎝厚の大磯砂を入れようと思うと約40㎏もの重量になってしまいます。

ちなみに、この重量の砂を入れた場合の飼育水の安定期間は約4年だそう。

エバグリ式では、無換水でそこまでの長期維持の必要性は無いと考えられたようで、60㎝水槽であればその半分の約20㎏の大磯砂(6㎝厚)で十分という考えに至ったようです。

底砂の厚さが6㎝であれば、大体上層の1㎝が初期分解を行うインフゾリアや硝酸塩まで分解してくれる好気性バクテリアの活動層で、残り5㎝が硝酸塩を窒素へと無害化してくれる嫌気性バクテリアの活動層になるようです。

実際に、うちでは45㎝ワイド水槽に15㎏(6㎝厚)の大磯砂を入れて飼育していますが、約4年間リセット無しで維持できています。その間に3か月~6か月周期くらいで水替えはしています。

右が約4年になる45㎝ワイド水槽

中にいるコリドラス達は元気そのものですし、産卵もします^^

まとめ

・底面フィルターを使用する事で底砂内に良いバクテリア達が住み着いてくれる。

・飼育水を長期間安定させるには底砂を厚く敷いてバクテリアの活動層を多くとることが大切。

・モナコ式水族館は偉大である。

こうして色々と調べていると、様々な発見があり楽しいです^^

そして、今飼育している水槽内でのインフゾリアやバクテリアや水草の働きが以前に増してイメージ出来るようになったので、バクテリアなんて小さすぎて目では見えないんですけど、まるで見えているような気分になってきました。(笑)

 

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それでは、良いアクアライフを(^O^)/

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